被災地”能登”への訪問

こんにちは、飯田です。

節分明け、2月5日、震災地、石川県七尾市に行ってきました。親戚が、古くから旅館をしているため、ずっと気になっておりました。

北陸新幹線 新高岡駅に迎えが来ており、そこからは車で向かいました。七尾市に入った頃から、至る所で屋根にブルーシート。時折、一部、道が隆起している所もある中、エリアによっては、全壊・半壊の家屋も多く見られました。

いよいよ能登観光の基点となる和倉温泉に到着。

幸い、親戚の旅館は岩盤が強いこともあり、見た目的には問題はなかったが、一部天井が落ちたり、地面が隆起したり、家具が壊れるといった被害は至るところで見られましたが、修繕できるだろうとのことで安堵しました。

他はと言うと、建物が大きく割れている旅館、地盤が沈下して、建物が斜めになっている旅館があったり、復興に時間がかかることは素人の私でも感じ取ることができました。しかも、1ヶ月以上たった今でも断水で、復旧まで当分の時間を有するとのこと。。。メディアでは、輪島、珠洲を全面的に取り上げているため、ここまでの実情は全く伝わっていませんでした。

石川県の観光は、加賀100万石の歴史ある金沢と、能登となり、その旅の中継地が和倉温泉といっても過言はありません。1日も早い復興を祈ります。

私ごとですが、震災の経験はありません。ちょっと停電した時くらいで、断水の経験もありません。心の奥底では、大丈夫だろう。。。といつも思っておりましたが、考えが変わりました。今一度、災害対策を見直し、災害時に入居者、職員が少しでも安心、安全に過ごせるよう努めたいと思います。